インターネットやSNSの普及によって、ジェンダー・フェミニズムを取り巻く環境は大きく変化したと思います。
 
 とりわけ、問題の構造を言語化する能力に長けたオピニオンリーダーや匿名アカウントによる発信に触れられるようになったことで、「自分が悪いのではなくこれは社会構造の問題なのだ!」と多くの人が気が付けたことは、非常に大きな成果と言えるでしょう。また、おかしいと思った問題に対してSNSで声をあげることで連帯が生まれ、それが「炎上」という形になって実社会に影響を与えることが出来る力を手に入れたのは、大変素晴らしいことだと思います。
 
 ですが、残念ながら、私たちのリアルな日常はさほど変わっていないのも現実です。政治家は男性だらけで、職場ではいまだに賃金格差やセクハラが残り、性暴力も蔓延り、恋愛・結婚・SEX・子育てという面においても男尊女卑的な文化や偏見が根強く、まだまだ私たちの「生きづらさ」はこの社会に依然として存在し続けています。炎上と言ってもモグラ叩きで、結局は何か問題が起こってから動くという”受動的なアクション”だったわけです。
 
 そこで私たちは次のステップに進むためには、これまでとは違った新しい”能動的なアクション”が必要だと考えました。「知ること」「繋がること」「声をあげること」がこれまでのネットフェミニズムだったわけですが、次の時代に進むためには自分たちで「創ること」が必要だと思うのです。よい良い未来を実現するために様々なアイデアを出し合い、効果的なプロジェクトをいくつも実行して行くことで、自らの手でより良い生活環境を創出する。その能動的なアクションこそが「ネットフェミニズム2.0」であり、そこに歩みを進めたいのです。
 
 確かに酷く保守化した日本の社会全体を変えることは不可能に近いと思っています。ですが、インターネットやSNSの普及によって良い意味で社会が流動的になる中で、この日本社会の中にもアイスランド(ジェンダーギャップ指数世界1位)のようなコミュニティー(職場・家族やパートナー・地域社会)を創ることは、私たちにも出来るのではないでしょうか? そうしてそのような質の高いコミュニティーを少しずつ増やして行くことが、私たちが今出来ることだと思うのです。
 
 私たちはこの歩みを進めるべくアイデアを出し合い、5つのプロジェクトを推進することにしました。企業・メディア・自治体に対する外部評価や順位付けを通じて、良い事例と悪い事例を可視化し、良い事例を模倣するよう誘導することを目的としたプロジェクトを中心に、ジェンダー平等なコミュニティーを実現するための様々なプロジェクトを展開したいと考えています。
 
 是非、あなたも私たちと一緒に「未来を創るという能動的なステップ」に歩みを進めてみませんか? 団体への正式な加入の表明は後からでも構いませんので、まずはお気軽にプロジェクトに参画して頂けると嬉しいです。詳細はコチラのページをご覧ください。それではご縁がありますことを楽しみにお待ちしています。


◆勝部元気とは?
プロフィール

◆連載・オンラインコンテンツ等
朝日新聞社WEBRONZA
ハフィントンポスト
エキサイトニュース「スマダン」
女子SPA!
note「勝部元気のプライベートゾーン」
・オンラインサロン(coming soon!)
valu

 

◆書籍
『恋愛氷河期』(扶桑社)

◆お仕事のご連絡
メディア出演、執筆、取材、イベント出演、講演、研修、コンサルティング、委員等の委嘱、企画参画、プロジェクトの呼びかけ人、後援、事業参画、新規事業、経営参画など、お仕事のご依頼やご相談は、office(アットマーク)katsube-genki.comまでお気軽にご連絡ください。

スポンサーリンク